BのBは何のB?

このブログはレオ◯レスよりお送りしています。

「これは見てくれ!」ってやつ

お久しぶりです、Bです。

前回の更新が今年の1月、ほぼ1年ぐらい更新してないことになりますね。ネタがなかったので仕方ない。

そんなネタ無し野郎が今回何を書くんだよって話なんですけど、とあるオタクのブログ記事(電撃文庫)に感銘を受けまして。そのネタを丸パクリ参考に、私の「好きな作品」の中で、特にオタクに勧めたいものについて書いてこうと思います。

単に好きな作品書くだけでもいいんですけど、それだと「男児ぶるな」「ガノタがなんか言ってるガノ~」とか言われそうなんで、好き且つ人にオススメできるやつを選ぶ感じにしました。あと好きな”アニメ”じゃなくて”作品”なのは、そういうことです。何にせよ癖のある作品が多いので、その辺は注意した上で読んでもらえると嬉しいです。

それじゃ、イクゾー







その① SHIROBAKO
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初っ端からみんな知ってそうなアニメきたな。まあそれぐらい名作ということですね。

さて、この『SHIROBAKO』という作品はP.A.WORKSのお仕事シリーズの2作目になります。同じシリーズ内には『花咲くいろは』や『サクラクエスト』なんかもありますね。
その中でなぜ『SHIROBAKO』を勧めるかっていうと、やっぱりこの作品の舞台が「アニメーション業界」であることに尽きます。オタクからすると「アニメーション業界」って、直接そこに身を置いているわけではないけど、めちゃくちゃ身近なものだと思うんですよ。なのでちょっとしたシーンでも、そこがどう作りこまれているかなんとなく理解できるようになってます。なので見てて共感を誘いやすい感じになってるんですよね。


それに加え、主人公を含めたキャラクターのほとんどが社会人っていうのも共感を誘いやすい1つの要因だと思います。メインの5人に至ってはほぼ新社会人みたいなもんで、今の私とかと同じような年齢です。視聴者はその視点からアニメ制作の現場を追っていくことになります。これがなかなか強烈で、「生死かかってないアニメでこんなキツイことある?」ってぐらいキツイ失敗もします。しかもそこから立ち直るのにも時間がかかるし、立ち直ったとこで即覚醒(エクバ垢)なんてこともなく、ひたすら地道にトライ&エラー。こういった流れを、ただひたすらリアルに描いているんです。もう気持ち悪いぐらいに。なので失敗するところは共感性羞恥が凄いことになるんですが、その分、最後に待ってる大成功がめっっっっっっっっちゃ気持ちいいです。どうか頑張って見てほしい。


特にオタクはメインキャラの一人、坂木しずかに注目して見てほしい。本当に。この子が主人公ってわけじゃないんですけど、本編終盤と映画で主人公以上に化けるんですよ…あとこの子は新人声優っていう立場で出てくるので、その点も注目です。私が声優の千菅春香さんに興味を持ったのもこのキャラからですね。
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かわいい。







その② 蒼穹のファフナー
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正体現したね。



SHIROBAKO』からの落差半端ないのはすいません、これが本性です。
ただマジで良い作品なんですよ『蒼穹のファフナー』、私がロボオタクなのを抜きにしても良い。とりあえず「ファフナーってアホガールのアレでしょ?w」とか言ってるクソガキは正座して真面目に読んでください。あと「鬱アニメらしいしちょっと…」という人も是非。

蒼穹のファフナー』の魅力といえば、ファフナーvsフェストゥムをベースにした、少年少女の群像劇だと思います。そう、ロボ戦闘がメインじゃないんです。

フェストゥム」という未知の生命体によって存亡の危機に瀕している地球で、竜宮島という島に住む少年少女が「ファフナー」というロボに乗ってフェストゥムと戦う、というのが話の本筋なんですけど、戦いの行方と同様に焦点が当てられるのが、「ファフナー」に乗る少年少女の人間模様です。
急によくわからん生命体と戦うことを強制され、乗っているロボにはとんでもない代償があるし、島の大人達が何を考えているのかもわからない。そんな切迫した状況で少年少女が何を思い、行動するのか、というのがこの作品の肝です。思春期ってのもあって、たまにとんでもない行動するキャラもいるから緊張感を保ったまま見れますね。

で、無印以降ではそれに加えて、次代を担うキャラに「何を残すか」っていう世代交代の要素も絡んでくるんですよね。他の作品でもありますけど、無印でちょっと頼りなかったキャラが経験を積んで、次代での指標になる…みたいな展開、アツい。大好きです。無印での展開がずっと続いていくんじゃなくて、シリーズが進んでくごとに考え方・展開が大きく変化していくのは、見ていて感慨深くなるものがあります。

あ、ロボがダサいかって言ったらそんなことはないです。異質なデザインをしながらもしっかりとかっこいいです。下の画像みたいな感じ。
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戦闘も中々に力が入ってて、劇場版2作目以降は作画も現代風になって見応えがあります。アツいシーンもあるし、武装の設定とかも中々に凝ってる。このロボアニメ好きと普通のアニメオタクの両方が視聴に耐えうる要素があるのも特徴ですね。鬱ってだけじゃないです(鬱要素もガッツリあるけど)。
アニメ本編が2クール×2、劇場版2本に加えて現在制作中の新作が12話(予定)なんで追うのはなかなかキツイですが、見てくれると嬉しいです。呼ばれれば付き合うので。







その③ 特命戦隊ゴーバスターズ
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お前急にどうした?


2012年ごろに放映してたスーパー戦隊シリーズの作品ですね。読んでる人の年齢層や弟の有無によっては見たことあるって人もいるんじゃないでしょうか。

今更戦隊オススメすんの?って感じですが、この作品は他の戦隊作品とはかなり違ったテイストで、私個人としては大人相手でも通用するんじゃないかなぁと思います。

というのもこの作品、子供向けかどうか疑わしいぐらいにめちゃくちゃ硬派なんですよね。まず設定からして重い。戦隊メンバーの内2人の親が、物語の開始時点で「亜空間」っていう普通の人間じゃ生きられないところに転送されてます。このときメンバーは子供時代で、そのうち1人は3歳です(?????????????????????????)。
そんで、「亜空間」からやってくる敵に対抗し、そこで生きてるかもしれない親たちを連れて戻ってくるために、子供の頃からめちゃくちゃ特訓して戦隊になるわけです。皆さんのイメージだと、戦隊って「ある日突然不思議な力を手に入れ、世界の平和を守るために戦う」ってのが多いと思うんですが、この作品では戦うにあたっての動機・覚悟がしっかり描かれてます。

また、この作品の面白いところとして、等身大の戦闘とロボ戦闘が同時に行われる場合がある、ってとこがあります。大体の戦隊って小さい敵を倒したらそれが巨大化するってのがお約束なんですけど、この作品だと小さいのとは別にロボが用意されてて、しかもロボが転送されてくるまでに時間が設けられるんですね。なんで等身大戦やってるときにロボが来たり、そもそも先にロボが来たりします。そこを話に絡めることで、視聴者にも一種の緊張感が出てくるんですよね。

他にも等身大戦闘がかなりスタイリッシュだったり、戦隊側ロボの整備シーンとかがガッツリ描かれたりしてて、ロボオタクなんかも楽しめる要素がいっぱいです。

これも戦隊ってことで50話ほどあるんですが、見なくていい回もあるのでそこを省くと2クールぐらいで見れたりします。どこ見ればいいかは聞いてくれればいい感じに纏めます。







プロメア
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急に正統派になるな。


はい、2019年に公開されたアニメ映画『プロメア』です。なんなら今でも上映してるとこあるんじゃないですかね。

この作品の良いところは、なんといってもアツさです。TRIGGER節をこれでもかというぐらいに効かせ、終始ド直球かつ王道な展開。いい意味で頭を使わずに見ることのできる作品だと思います。他のTRIGGER作品とガッツリ関連してるわけでもないので、事前になんか見る必要がないってのも良い点です。

が、TRIGGER作品を見てるオタクだとそれはそれで楽しめる要素はあるんですよね。特に『天元突破グレンラガン』とか。映画自体は2時間程度なので、余裕があったら是非他のTRIGGER作品も見てほしい。

あと個人的にめちゃくちゃ評価してる部分として、「掴みの上手さ」っていうのがあります。
これは映画じゃなくてもそうだと思うんですが、冒頭の5~10分ぐらいが本当につまらない作品って見る気無くなるじゃないですか。特に冗長な説明が最初にあるタイプ。
この作品はそういうのが少なくて(そもそも殆どノリで解決してるんですが)、冒頭数分の声すら入ってない映像で、ある程度の設定は理解できるつくりになってるんですよね。そこからの戦闘シーンもめちゃくちゃ良くて、序盤でグッと引き込まれました。



あとドリル。






最後に

はい、とりあえずこんなもんで終わります。
好きな作品ってだけでよかったらもっと挙げられはするんですけど、大体が人に勧めるようなものではない(ロボと特撮ばっか)作品か、もうみんな見てるだろ…みたいな作品しかなかったんでこの4つになりました。

ただ今回挙げた4つのうち②、③は見てない人も多いと思うので、この記事を読んで見てくれる人が多かったら嬉しいですね。見たら感想教えてください。

またなんか気が向いたら書きます。それでは~